毎年8月の第一土曜日に開催される岡崎観光夏祭り花火大会。
これに行かなきゃ夏じゃない!
ってほど、小さな頃から毎年楽しみにしているイベントです。
祭りは現地に行って熱気を感じないと面白くない。
何十回も体験して知ってるくせに、「うわ、人多すぎ!」と言いたくて毎年人ごみに飛び込んでいく僕ですが、
そろそろ最前線から退いて、酒でも飲みながら優雅に花火見物してもいい歳なんじゃないか?と。
そんな声が聞こえた気がした2007年。
初めて「場所取り」というものをやってみた。
思い立ったのは当日の朝。
本来なら河川敷の一等地にビニールシートをおっぴろげ、朝から酒を飲みながら縄張りキープと洒落こみたいところだが、当日の朝から張り切っても既に手遅れな気がする。
それに日中の暑さ、退屈、同業者からの圧力に耐える自信もない。
そこで、噂に聞いていた「コムタウン」の屋上に陣取ることにしてみた。
コムタウンはスーパーやホームセンター、電器屋などのテナントが入っているショッピングセンター。
花火の打ち上げが行われる乙川河畔の近くにあり、花火大会当日は屋上駐車場が無料開放されるというのだ。
しかも、終日屋上への駐車を禁止するという太っ腹な配慮。
安心して花火見物できそうだ。
僕らは朝10時の営業開始時間に合わせて、少し前にコムタウン到着。
すでに場所取り目当てと思われる人々が数十組並んでましたが、想像していたより少なかった。
「既に祭りは始まっている!」
10時の開店と同時に興奮気味に屋上へ急ぐ。
しかし、屋上は場所取りをするまでもないくらい広かった。広すぎる。
僕は悠々とビニールシートを敷き、1Fのスーパー「フィール」で酒と肴を買って帰宅した。
夜になるのが待ち遠しい。
夕方、僕らは少し早めに家を出た。
ガムテープが半分剥がれたビニールシートはギリギリ健在。
ホッと一安心してさっそく一杯。
ぷはー!たまんねー。これぞ夏!
しかし、まだ花火が始まっていないとはいえ、場所空きすぎ。
今朝の場所取りはなんだったんだ。
花火が始まるまでは涼しい店内で時間潰せるし、20時の営業終了まではトイレも利用できる。
こんな素晴らしい環境なのに、意外と穴場なのかもしれない。
肝心の花火もバッチリ観える。
乙川の打ち上げ花火は障害物なしで全て鑑賞可能。
振り返れば矢作川の花火も見える(岡崎市の花火大会は乙川と矢作川の2箇所で打ち上げる)。
しかも近いので迫力満点。
地上の仕掛け花火は残念ながら見えないが、それはどこで観ても同じ。
コムタウンのおかげで最高の花火大会でした。
そう、嵐が来るまでは・・・。
» 後編に続く
